【2次試験】アルコール感覚を鍛えるトレーニング法
アルコールが分かることはとても大切です。1つはコメントで得点を稼ぐため、2つめは、産地を推測するときに大きなヒントになりからです。
できれば、0.5%刻みで分かるようになるのが理想ですが、まずはこの2つ枠の区別がつくようにしましょう。
・11~13.9%
・14%~
とくに14%を超えるか、そうでないかが分かるのは重要です。
また細かなアルコールが分かるようにどのようなトレーニングをしたらいいのでしょうか。わたしが、皆さんと同じような頃にやった方法をご紹介します。下記の方法はカリフォルニア大学ディビス校のテイスティングの授業でも行われている「三点試飲法」と呼ばれるものです。
《用意するもの》
・ニュートラルな白ワイン。1000円程のピノ・グリージョ(イタリア産)がおすすめです。
・ISOグラス3脚(番号の書いた付箋をグラスの台座にはっておく)
・ウォッカ
《方法》
①3脚のグラスに均等に白ワインを注ぐ
②そこに計量カップやティースプーンでウォッカを計測して入れる
例えばAのグラスには5㏄、Bにも5cc、Cには何も入れないという具合。
③グラスをシャッフル
④Cの何も入っていないグラスを探せるか。
いわゆる間違え探しゲームみたいなものです。このウォッカを入れるときに、Aに10㏄、Bに5cc、Cはゼロで、シャッフル後にアルコールが高い順から並べられるかなどをトレーニングしても良いでしょう。
どれくらいウォッカをいれるかは、自分の成長に合わせて変えていったらよいでしょう。最初はウォッカをやや多めに入れて、慣れたらどんどん少なくしていって、練習したらよいでしょう。
わたしはこのトレーニングを1カ月半やって、飛躍的にアルコール度数に対する感度が上がりました。よかったら毎日の練習に取り入れてみてください。
0コメント