WSET どこからスタートすべきか

JSAの一般呼称をお持ちでない方は、迷わずLevel2からはじめてください。お持ちの方は、Level2からはじめるか、Level3はじめるか迷うところです。このように考えてみてはいかがでしょうか。


WSETの世界をあますことなく探求したいという方は、Level2から入られるといいでしょう。理由は下記の通りです。

①Level3からスタートしてもLevel2の教科書を買って熟読する必要があるからです。理由はWSETのカキュラムはLevel1から4、ひいてはMWまですべてつながっているからです。某スクールではLevel3を受講するために、Level2のパワーポイント1つ1000円で販売しているくらいです。結局、教科書を購入して読まなければならないなら、学校に来て学ぶのも損はないと思います。ちなみにLevel2の教科書は9,720円です

②Level3のテストでかなり配点が高い「サービス」「販売」「料理との相性」。実はこれらの3つはLevel3のレッスンでは学びません。理由はLevel2で学習した前提となっているからです。WSETの世界では「料理との相性」は、JSAのように郷土性のルールをあまりもちいません。味わいとのバランスを知っておく必要があります。

③Level3のテストではショートエッセイ(記述)があり、そこでは品種の個性をさらっとアウトプットできなければなりません。そのためにはLevel2でブドウ品種の特徴を学んでおいたほうがアドバンテージを得られるからです。Diploma(Level4)の受験生でもLevel2を再受講される方がいることからも、この講座の大切さがわかります

④Level3のテストでは、テイスティングの試験が記述です。WSETが求める試験になれるためにはLevel2からその世界観を知り、慣れることが大切だからです。



紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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