【ソムリエ試験】はじめの一歩⑦

ソムリエを目指す皆さんに是非観て頂きたい映画があります。

ずはり「SOMM(ソム)」です。この映画は字幕版が登場するまでに7年ほどの歳月を経たので、日本で浸透するのが遅れました。ストーリーはCourt de Master Sommelier協会の「マスター・ソムリエ」を目指す若者たちのドキュメンタリーです。


少しこの資格について解説を加えておくと、ロンドンとアメリカに拠点を構えており、アメリカでは一番メジャーな資格です。下記の通り4段階に分かれています。


レベル1(イントロダクトリー)

レベル2(サーティファイド・ソムリエ)

レベル3(アドバンスド・ソムリエ)

レベル4(マスター・ソムリエ)


資格試験は下からステップ・バイ・ステップで受けていく必要があり、レベル2(サーティファイド・ソムリエ)まで取得すると、やっと「ソムリエ」と名乗ることが許されます。レベル4の合格率は3%とも言われる難関で世界にはまだ数えるほどしかいません。マスター・ソムリエを取得した場合は年収が1800万円以上になると言われています。またレベル3からレベル4の試験は3年間以内に受けなければならないなどなかなか厳しいルールがあるのです。映画の中の若者たちが目の色を変えて勉強しているにはそんな背景があったのです。


実は、私も2018年韓国までレベル1とレベル2を受けに行きました。(今のところ日本では開催されておらず韓国か香港に行く必要があります)。だからこそ映画の内容がものすごくリアルに伝わってきました。共感できた部分をご紹介します。

・私が受けたときと同じ人が試験官だった(リアル!)

・マスター・ソムリエの前で実技をせねばならず、すごく緊張する

・その場で合格が言い渡される

・合格発表の後、シャンパン・パーティをするが、不合格になった人はさ~と帰っていく⇒合格した人も気まずくなる。


登場人物が人生をかけて勉強している姿はとても刺激になりますし、勉強法も参考になります。よかったらソムリエ試験をはじめるまえに観てみませんか?

今ならAmazonのプライム会員は無料で観られるようです。ぜひチェックしてみてください。

(字幕版は「ソム」とカタカナで調べてくださいね)

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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