【合格体験記】来年もう一度チャレンジする!②

後藤忠明さんの合格体験記


2.JSA資格取得は2年プロジェクトと考える

それでは、一体何から始めたら良いのでしょうか… 

1次にリターンの方: 

理由はシンプルです。準備不足だっただけ。時間作りを工夫なさって、同じ轍を踏まぬよう自分なりのPDCAを回してみてください。

2次でステイの方: 

筆記で1年、テイスティングで1年、すなわち「2年プロジェクトでゴールイン」と、考え直してみたらいかがでしょう? 私はその切り替えが早い段階で出来ました。


少しばかりスクールに通っただけで、地球サイズほど広大なワイン道を極められるワケがありませんもの… それから、テイスティング(2次)は「人生経験の深いオトナ」ほど外す傾向にあるそうです。それは「迷ったらCHを選ぶ~」なんて安直に判断/納得できない人たちです。例えば、弁護士、ドクターとか醸造家すらも。ちなみに友人のエクセレンス資格者が向学心から今年受験しましたが、CFをSYとシッカリ間違えています。田崎真也さんも1995年の大一番でSYをSGとミスっています。だから「テイスティング(2次)は苦手…」と、心配することなど絶対にありません!! 好きなワインが相手ですから、「キミは誰かな?どこからやって来たんだい?」って、優しくグラスに問い掛けてみてください。

何だか僭越ですが、私が深海から海面へ浮上するまでの一年間の行動を振り返ってみます。 新しいルーチン作りと、その実行の時間だったと言えるかもしれません。



3.前半の半年:  「ワインラバー」として楽しむ。

 スクールの教科書を視界から消す。コンマリのように有難うと言って「捨てる」のではなく、仕舞う。即ち、JSA試験対策のノウハウに一度サヨナラする。

⇒ 例えばRie/ペト香、CB/花梨、甲州/丁子など、ワンセットで覚えた「お決まり」を頭から消してみる。


 二次対策ばかりで試飲できなかった国、品種を受験生ではなく、「ワインラバー」として、ここぞとばかりに多くの品種を口にしてみる。可能な限り、単一品種で。

⇒ 出費を軽減できるよう、応援してくれる馴染みの店があると良いけれど…


スーパーに並んだ安いブテイユの表裏ラベルを見て、その場でエアテイスティングする。

⇒「Vivino」で答え合わせ。このアプリは、そのワインの大筋を掴むにはとても便利です。


ワイン本、ワイン映画にたくさん接して雑学を楽しむ。勿論、エノテカのHPコラム(石田博さん、我らの紫貴あきさん)も読破。

⇒ 例えば、映画「お帰りブルゴーニュ」では、最後まで売却しなかった畑の品種がアリゴテだったことに気づくわけです。本番で出てきても驚きません。


どこかのスクールで特別講座(受験対策ではなく)があれば、時々出席してみる。

⇒ 私は、「都濃ワイン」赤尾代表の、大切に育てた葡萄を台風から守るために命懸けで戦う苦労話に感動。その後、彼のワイナリーを訪ねました。


ワイン関係者と精力的にお会いする。必ず質問を用意して、その返答に耳を傾ける。

⇒ 飲食、栽培/製造、販売/流通、エクセレンスやWSET上級レベル取得者、ワイン本の著者(葉山孝太郎さん、銀座たるたる伊藤店長は会えるチャンス高いですよ), etc.

特に百貨店のワインフェアは絶好の機会です。あそこはワインを買うだけではなく、造り手の話を聞きに行く場所、そう思います。


こうやってGWまでの半年を過ごしました。もし今だったら、WSET Level 2に通ったかもしれません。JSA流儀から解放された自由な半年を過ごすことで 「自分とワイン」 との距離をグッと近づけ、ワインを益々好きになっていく自分を発見できたら、もう半分以上「合格」です。素晴らしいですね♪


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講師から

やはり「ワインが好き」という気持ちが2次試験合格の秘訣といえるでしょう。いったん教科書をはなれ、もう一度ワインが好きという気持ちにどっぷり浸ることは本当に大切だと思います。後藤さんの過ごし方とても参考になります。


★後藤さんの合格体験記⇒その3(後半戦の過ごし方)

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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