【合格体験記】2度の挑戦が成長させてくれた①

福嶋勝浩さんは土曜朝クラスで2年にもわたって級長を務めてくださいました。人望が厚く、いつもクラスの人気者です。2次試験を2回受けることとなったのですが、その期間も積極的にスクールに通い勉強してくださいました。どのように過ごされたのでしょう。


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福嶋勝浩さん(2020年WE合格)

紫貴先生から合格体験記のお話があり、ワイン・エキスパート試験で経験した約二年間についてお話しをします。


1.合格までの道のり

私の受験までの道のりは2018年10月にワイン総合コース Step1に始まり、翌2019年にJ.S.A.呼称ソムリエ・ワインエキスパート受験クラスを受講。同年に受験してCBTの一次試験では二度目で合格、二次試験は不合格という結果。翌2020年10月に一次試験を免除で二次試験に合格。約二年の年月を経てワイン・エキスパートの呼称資格を取得することが出来ました。一貫して紫貴先生の受験クラスを受講です。


2.一人で過ごす時間も大切…だが

アカデミー・デュ・ヴァンの受験クラスの受講生は優秀で努力家の方が多く、殆どの皆さんが一度の受験で合格されます。その中で一次試験や二次試験で不合格となってしまうと、思い過ごしの感はありますが、肩身の狭い思いをしてしまうこともあるかと思います。これは合格した方には分かり難い心境かも知れませんが、一生懸命にやったのにという無念が残るのからだと思います。また、この時に辛いのは、受験仲間からは「来年もあるよ」や「ただの趣味じゃないか」と慰めてもらっても決して気持ちは晴れません。気持ちの整理がつかないまま、時間だけは過ぎ、お祝いの会に参加し難いとか、一人だけ取り残されたという気持ちにもなります。

「なぜなんだ、なぜ自分だけが落ちたんだ、、」

「なぜあの品種を選ばなかったのか」走馬灯のように後悔の念ばかりが頭をよぎります。

この時は思う存分に気分が落ち込むことを許します。一人で過ごす時間も大切だからです。

しかし、この「感傷的な気持ち」で過ごす時間も大切ですが、結果は何も変わりません。未来の自分に投資する時間に労力を割いた方が実に賢明です。

そう気持ちを切り替えて来年も二次試験を再受験する決意をし、具体的な学習計画を進め、そこからはV字回復で気持ちをぐんと高めます。


3.受験対策講座を再受講

私の場合は受験対策講座を再受講する事にしました。次の試験までの約1年間、モチベーションの維持は容易ではないと考え、早々に受験モードの環境に身を置き高揚感を温存することにしました。私のような他力本願の性格に合うという合理性もあります。

それに二次試験は単にテイスティングのみならず、一次試験で得た知識を背景に品種や産地、年代を考察する試験であると考え、一次試験の再学習は有効と考えました。2度の受講費用は自己投資として気持ちを割り切りました。次に具体的な学習方法についてもご紹介します。

一次試験対策は過去問題を中心に全範囲を網羅した学習が欠かせません。試験範囲が広く暗記量も膨大なので、質問と解答を頭に擦り込むくらい繰り返し記憶します。特に記憶力が低下する年齢に達していることもありここは苦労しました。

学習量がものをいう試験なので時間をかけた分だけ合格の確率が高まります。なるべく生活リズムの隙間の時間を見つけてトレーニングを積めば必ず合格する試験です。あき先生の過去問題やAki’s Checkを徹底的に解き、スクールのオンラインアカデミーの練習問題などはノーマルモードで練習しても効果は十分発揮できると思います。



福嶋さんの合格体験記Part2は⇒こちら

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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