【ソムリエ】ブルゴーニュ更新点

ソムリエ教本は毎年書きかえられています。フランスは4年間かけて筆者の柳忠之さんが書きかえていたのです。そして今年で最後のリニューアルでした。その「大トリ」がブルゴーニュだったのです。


アカデミー・デュ・ヴァンの受講生はアプリから最新の教科書を入手できるのでご覧になってみてくださいね。


気になる変更点は、プロフィール(産地全体の説明)のところや、多少、有名グラン・クリュについて詳しい説明が掲載されたという具合でしょうか。当然ですが、歴史、グラン・クリュをはじめとするAOCが変わるということはないので、重要部分の変更はありませんでした。


オンライアカデミーにアップされた新テキストは22ページほどありますので、「加筆」部分のみ、ADV教科書に手書きで書き加えられるのがオススメです。


◆プロフィール加筆

・2015~2019年まで5年間の平均で、ボージョレを除いたブルゴーニュワインの総売上は20億ユーロ、そのうち 55%を輸出で稼ぎだす。

・日本は金額ベースで第3位、数量ベースで第5位の輸出先。(2019年)

・ブルゴーニュ地方(ボージョレを除く)の土壌はジュラ紀由来の粘土石灰土壌


◆郷土料理

・全体的に増えました

・Quenelle de Brochetが削除


◆シャブリ

土壌「キンメリッジアン階」⇒「キンメリッジアン土壌」


◆マコネ地区

・マコン市の北西にはベネディクト会のクリュニー修道院があり、マコン市の西にはヴェルジッソンとソリュトレの 断崖がそびえる。

・2020年、10年にわたりI.N.A.O.で審査が続いていたプイィ・フュイッセの1級畑(22区画)認定が決定した。⇒ワイン業界的にはビックニュースですが、一般呼称試験にとってはやや細かい内容だと思います。


◆ボージョレ地区

・2018年にユネスコの世界ジオパークに登録

・セミマセラシオン・カルボニック

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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