【SAKE Diploma】焼酎おすすめアイテム
焼酎は手堅く得点したいものです。
どんなアイテムを飲んだらいいのでしょうか。
1.芋
まずは鹿児島県産の芋焼酎で練習しましょう。蔵の数は100近くあるので、「これでなければならない」ということはないですが、手に入れやすい大手のものが無難です。(余談ですが、最近は大手の蔵がソムリエ協会の賛助会員にもなっているのをご存じでしょうか)
まずは【常圧&黄金千貫】というキーワードで練習しましょう。慣れてきたら芋の色を変えたり、アルコール度数をかえたり、練習アイテムの幅を広げて行きましょう。
2.米
常圧/減圧の両方を練習しましょう。「豊永蔵」は両方作っているので比較にもってこいです。その他、常圧なら「武者返し」、減圧ならコンビニでも手に入る「しろ」もおすすめです。「しろ」は2020年の全日本ソムリエコンクールの準決勝のアイテムとしても使われていました。なお酒屋でときどき見かける「鳥飼」は例外的なスタイルなのであまり勉強にはむいていないと個人的には感じます。
3. 黒糖
常圧/減圧の両方を練習しましょう。常圧なら「飛乃流 朝日」が比較的手に入れやすいでしょう。減圧なら「れんと」です。「れんと」はカクヤスでも売っているのでのぞいてみてください。
4. 麦
長崎県の米・麦と、大分の麦・麦を飲みましょう。長崎県の米・麦で比較的に手に入りやすいのが「天の川」(常圧)です。「ちんぐ」も比較的みかけるアイテムです。「ちんぐ」は麹違いでも造っていて、余裕があれば比べてみてもおもしろいです。大分県でぜひ1度は飲んでいただきたいのが、「いいちこ」(減圧)です。こちらはコンビニでも気軽に購入できます。
5. 泡盛
沖縄本島と八重山諸島はスタイルが異なるので両方おさえると楽しいですよ。沖縄本島は洗練されたスタイル、八重山諸島は素朴なスタイルです。下記の蔵は、田崎真也さんのお気に入りの蔵です。購入の際に参考にされてください。
《本島》
・瑞泉
・咲元
《八重山諸島》
・請福(石垣島)
・於茂登(石垣島)
・舞富名(与那国島)
さらに余裕があれば新酒と古酒を比べると良いでしょう。
泡盛は銀座に「わした」というショップがあって1000円で小瓶4本セットなど出ているので飲み比べてみてください。
上記にあげたもの以外でも、「これは!」というアイテムがあればどんどんトライしてみてください。焼酎は手堅く得点して合格に近づきたいものです。
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