【WSETLevel3】合格体験記 Level2が大切
安藤円香さん(2021年夏合格)
円香さんは、はじめてのワインの勉強がWSETLevel2だったのです。Step1もJSAもご受講されていないなか、どのようにLevel3に一発合格されたのでしょうか。
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「1年間で、ワイン知識ゼロからはじめて、WSET レベル2→3をDistinctionで合格する方法」
記述試験対策を中心に、どの段階で何をどう進めて合格したのか、時系列にて説明させていただきたいと思います。
最終的に、自分のしたかった理想的な勉強計画を全うすることはできなかったのですが、ひとつの結果として、以下の流れで、レベル2Distinction、レベル3記述試験ともにDistinctionで合格しました。人それぞれ学び方はちがうものですが、これから受験される方の参考となれば幸いです。
2020.8 レベル2受講開始
ワイン知識ゼロ、食事に行っても注文するのはシャルドネかカベルネ(しか知らない)、AOCは何のことかわからない状態でレベル2受講開始。
初回の授業は、ほとんど先生が言ってることが分からず撃沈、ティスティングでグラスを回すのも時計回り、1番前の席だったので、それに気付いたあき先生に「反対ですよ」と教えてもらうレベル。
これはまずいと、隣の青山ブックセンターで「ワイン一年生」を購入して帰る。
2020.9
レベル2の教科書はシンプルでわかりやすい、はずだが、基礎知識がなさすぎて読解に苦労、図書館でアカデミー・デュ・ヴァンとJSAのワインエキスパートの教本を借りて、それを辞書のように使い、WSET の教科書を読み進める。
授業後には、復習で、授業で配られるプリントに、そのパワポの画面の内容の詳細を教科書を見て、手書きで書き込む、時間が立つとそのプリントだけ眺めても、WSET の言いたいこと覚えさせたいことが何だったのか忘れていくので、そのパワポの言わんとする事、何を生徒が求められているのかという視点で記入していく。
2020.10
全くほぼ知らなかった、国と産地、気候、品種、ワインのスタイルを覚え始める、ノートにまとめ、地図を貼り付け、イメージを持って、だんだんうっすら頭に記憶ができはじめる。
試験の前は、海外サイトの選択試験対策を参考にする。
↑Level2のときにまとめたノート
2020.11 レベル2試験
試験結果は50問中49問正解、ディスティンクションで合格、簡単すぎたというのが感想。が、この時点こそ、最終的にレベル3でディスティンクションで合格した境目の始まり。レベル2を完璧に理解してからその後の段階を進むことは、後から楽ができ、レベル3での勉強時間の時短となる。個人的には、満点くらいでレベル2を通過しておけば、レベル3の試験でバンバン容赦なくレベル2の内容が出されるときの、対応力の貯金に繋がると思う。
Level3の勉強法はこちら
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