なぜ小テストが大切なのか
アカデミー・デュ・ヴァンの受験対策講座では、2回目から前の回に学んだことを小テストしていきます。(WSETLevel3でも私のクラスは小テストを実施していました)なぜ小テストを受ける必要があるのでしょうか。
今日は興味深い実験結果をご紹介します。下記は東京大学薬学部教授の池谷裕二先生の記事です
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脳には「インプット」と「アウトプット」があります。覚えた情報をもとにテストを解いたりする行為が「アウトプット」です。下記の図はスワヒリ語の単語を40個覚える実験結果です。A~Dの4つのグループに分け、40個をすべて覚えるまで暗記とテストを繰り返します。どのグループも40個覚える早さに差はありませんでした。ところが1週間後に同じテストをすると好成績だったのはAとBのグループだったのです。つまり、暗記をするためには、テスト(アウトプット)することが大切だということが分かったのです。
11年間、受験対策講座で担当していた経験では、小テストの点数がそのまま本番の結果になっていると感じます。小ストで6割しか取れなかった人は本番も6割しか取れません。コツコツ7割を取っていた方は本番でも7割とれるものなのです。この経験からも小テストを軽んぜずトライする意義を学ぶことが出来ます。
大人の勉強は完ぺきを目指さず、まずは8割でいいと思います。もちろん満点目指していただいてもかまいません(笑)
紫貴クラスの受講生はいつも一生懸命で事務局の方からも小テストの提出率が高いとほめていただいております。クラスがオープンになるのはレッスンの30分前です。早めにいらっしゃって小テストをじっくり解いてみてはいかがでしょうか。
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