二次試験⑨-1合格体験記

若竹春明さん(2016年水夜WE合格)



皆様、1次試験、大変お疲れ様でした!

2次試験対策については、ゴールが見えないため、皆様戸惑っていらっしゃる方が多いのではないかと考えます。ご参考になればと思い、一筆させて頂くことにしました。



話をする前に、個人差があるかもしれませんので、この時期の私自身の2次試験対策のレベルを参考までにご説明しておきます。

STEP1、2 山崎先生(現LDV講師)

受験クラス あき先生(銀座)

クラスメートと授業後、土日の自主練(総じて3~4回/月)


★はじめに・・

すでにupされていた、あき先生のコメントと参考図書に関しては、私のお伝えしたいことと殆ど一緒です。

一貫して言えるのは、軸をぶれないようにする、ということです。テイスティングに関しては一日で成し得るものではありません。ですが、すでに皆様 経験を色々積まれてこられていることと思います。実感できなくとも、行ってきていることは確実に実力がついてきていますので、引き続きの反復練習が重要かと思います。


 

2次試験対策の受講に関して

1.ADVの講義を中心に組み立てる

ADVの講演内容は、弱点補強を系統だって学習することが可能です。ただ、全部モーラしようとすると講座数が多すぎるのが悩みどころです(時間、金額共に)。私自身、当初はセレクトする予定でしたが、結果的には赤・白・ロゼ(私の時にはロゼコースはありませんでした)・酒精強化や、世界別、トライアルなど、ほぼ全ての講座を一回ずつ受講してしまっていたと考えます。(正直やり過ぎですね・・)限定的にしか対応出来ない場合には、以下のように減少していくのが良いかと。


① トライアルは他校も含めて検討:これは、差が殆どありません。

トライアルはADVだけでなくてもよいので、ADVでは1~2回試されるだけでも十分かもしれません。



② ワイン or 酒精強化のいずれかに傾ける

どちらにするかは人によるかも知れません。ただ、酒精強化は他にも手段があるのと保存も利く酒ですので、ワイン講座に傾けるべきと感じます。



③ 特に苦手と考える分野を中心にセレクトする(苦手、だけだと私のように全部になってしまいますので・・・)

白や濃い赤などをセレクトするのも良いと思います。国を特定するよりも、同じ品種でも国は関係ないセッション(シャッフル編)がお勧めです。 品種別に国だけでシャッフルされているコースがあるので、苦手品種に関してはそれも一つの手かと考えます。

 

※ 私はなるべく、他の講師の方々に参加してみました。各先生方は、それぞれ違うコメント形式をされるので興味深いです。(状況によっては、先生方のコメントが所々違う表現になるのに戸惑うかもしれません。ただ、よく思い返してみると、中心軸のとらえ方は皆一緒であり、その点で細かいところにとらわれなくてよい、と前向きに考えられるのが良いかと感じます。)


次ページに続く…

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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