効率的な暗記法3

暗記は「有酸素運動」と似ているかもしれません。やればやるほど効果が見えるようになります。つまり「頭が悪い人」などこの世に存在せず。誰でも脳を使えば使うほど学習効果が出るということです。勉強をすぐに諦めてしまう人(いわゆる「三日坊主」と呼ばれる人)はその効果を実感するまで続けられないから続けられないのはないでしょうか。


「自分は頭が悪い」、「記憶力が乏しい」、もしくは「なかなか結果が見えない」と悩むことはありません。理由は進化のスピードが速いか遅いかの個人差があるだけだからです。焦らず黙々と反復することが最も効率的、つまり合格への近道だと思います。


下記は『ライザップ式「超反復」英語トレーニング』(凸出版印刷会社)池谷裕二先生へのインタービューからの抜粋です

どのようなスピードで忘れてしまうのかを示したグラフを「忘却曲線」といいます。左のグラフは、単語を10個覚えたときの一般的な結果を表した忘却曲線です。4時間後には5個程度、24時間後には3個程度、48時間後には2個程度しか覚えていません。忘れる速度には個人差はありません。ただし、新しい情報や知識を無理に詰め込もうとすると、忘れるのが早くなります。復習するときは同じ内容の繰り返し学習することが大切です。

下記は『ライザップ式「超反復」英語トレーニング』池谷裕二先生へのインタービューからの抜粋です

脳に入ってきた情報を取捨選択する「海馬」は1ヶ月かけて情報を整理整頓して、何が本当に必要な記憶なのかを選定しています。海馬に大切な情報だと勘違いをさせるには、最初の学習から1か月以内に復習しましょう。さらに復習のタイミングは間隔を開けながら2カ月で4回行うことを推奨します。学習した翌日に1回、その1週間後に2回目、2回目から2週間後に3回目、3回目の復習から1か月後に4回目。こうすれば、海馬が必要な情報と判定します。


池谷先生は東京大学薬学部教授で『脳科学』の研究の第一人者です。『パパは脳研究者』『できない脳ほど自信過剰』など有名著書をたくさん出されているので、暗記について知りたい方は書店やAmazonなどで探してみてくださいね。

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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