カフェインを味方につける①
アレクサンダー大王、ミケランジェロ、ダヴィンチ、ニュートン、ダーウィン。
これらの人物に共通することは何でしょうか。
「天才?」
もちろん紛れもなく彼らは天才ですが、意外な共通項があるのです。
それは「痛風」です…笑
2014年、ジョンズ・ホプキンズ大学のヤッサ博士が発表した論文にて、コーヒーの成分カフェインに記憶力増強効果があるというデーターが発表されました。カフェインには「神経興奮作用」があることはあまりにも有名ですから、記憶力アップには「いかにも」とも思われそうな話です。しかし実際は、ヤッサ博士の研究は今までにありそうでなかった、まさに新しいものだったのです。
記憶には3つのステップがあります。
1.獲得(情報の仕入れ)
2.固定(情報の定着)
3.再生(情報の再生)
記憶の成立にはこのどれが欠けても記憶は成立しません。逆にいずれかのステップが促進されても記憶が増強されます。そしてヤッサ博士の研究では、カフェインは「固定プロセス」を促進する効果があるということが明らかになったのです。特に勉強をした「後」にカフェインを摂取すると長期間暗記できることがわかりました。コーヒーというと眠気を覚ますために勉強の「前」に飲むイメージがありますが、「後」に飲んでも効くという訳なのです。
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