【合格体験記】地図を書いて覚える
大穂さんの体験談Part2です。「1~3分の隙間があれば勉強できる」との言葉に講師のわたしもパワーをもらいました。たしかに大人になればまとまった時間を持っている人などなかなかいないもの。今日からわたしも実践してみたいと思います。
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大穂未生さん(2019年WE合格 土朝クラス)
4、地図を活用する、文を読む
短時間で膨大な量の暗記をするにはイメージと理解が必要と仮定し、私の勉強のスタートはいつも地図の丸覚えからでした。地名を場所と結びつけ、ワインの色や種類もその地図に紐づけしてセットで頭に入れるようにしました。まとまった表や単語の羅列だけでは、ふとした瞬間に頭が真っ白になったり、どこかでつまずくとその先が出なくなったりということがあります。頭の中に地図が描けるように、3分時間があればよく裏紙に地図の落書きをしていました。それから文章を読むことも記憶の定着に繋がりやすいので、教本もチラチラ読んでいました。暗記物として単語を並べた資料を眺める時間を、集中した読書タイムに充てることで、文脈から想像以上に知識が頭に残ります。但し疲れている時はダメです。字面を追うだけでは頭に残らないので、短時間でも超集中して文が読める時に効力を発揮する勉強法です。
5、友達との繋がりを愛する
ワインは人を繋ぐ飲み物です。この試験において友人は仲間です。蹴落とす相手ではありません。クラスの前後や飲み会、ランチも大切で、会話に勇気づけられたり、話題が暗記の手助けになったりします。私は級長とグループ長を兼任する機会に恵まれ、幸いクラス中の方とやり取りするチャンスが多くありました。毎週のクラスメイトとの話で笑顔になれ励まされてばかりでした。特にスモールグループのメンバー、毎回隣に座ってくれた友人、毎週のようにワイン会でご一緒した仲間たちにどれだけ支えられたことか。同じ目標に向かって共に頑張る存在は、絶対に自分の心のエネルギーになりますし、試験の後もずっと関係が続いています。どうかクラスの友人を作って大切にしてください。
6、一杯でも多く飲む
実はこれが1番!?とも思いますが、とにかくワインを数多くバラエティ広く飲むことです。紫貴先生はよくエピソード記憶の話をされると思いますが、まさに飲んだ経験が暗記を助け筆記にもテイスティングにも多いに役立ちます。レストランで聞いたことのない飲んだことのない品種を見つけたら頼んでみる。人任せでなく自分でワインを選ぶことも大切です。あの時あの店で飲んだワインだ…という体験は想像以上に、試験においてもこれからのワインライフにおいても強い味方になってくれるはずです。
以上6点、参考になることがあれば幸いです。
今、中間テスト前後の時期でご不安な方、毎週の勉強がやりきれないと苦しい方、忙しくて時間が取れないとヤキモキしている方も多いと思います。周りに置いていかれるような感覚が私にも何度もありました。でも私のような生活でも、物理的な勉強時間が本当に少なくても、ちょっと意識するだけで変わることがありますし、何より勉強は諦めなければ必ず前に進みます。大好きなワインの学びです。楽しむ気持ちを忘れず、仲間と共に試験まで駆け抜けてください。応援しております。
大穂さんの体験談⇒前半
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