【合格体験記】1分あれば勉強できる!

大穂さんは土曜朝クラスの級長をつとめてくださいました。クラスメイトからも慕われているだけでなく、勉強もお得意。わたしは大穂さんことを「ミズ・パーフェクト」と呼んでいました。いったいどのような勉強をされていたのでしょう。


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大穂未生さん(2019年WE合格 土朝クラス)

昨年土曜朝クラス在籍の大穂未生と申します。今年は新型コロナウイルスの影響で、思うように普段の生活やスクール通いができない中での受験勉強となり、それぞれに苦しい思いを抱えていらっしゃることと思います。

私は仕事柄、本当に限られた時間の中での勉強しかできませんでした。紫貴先生のアドバイス通りに実行できなかったことが正直多々あり心苦しい毎日でしたが、いつも志高くご指導下さる紫貴先生と、最高のクラスメイトのお陰でエキスパート試験に合格できました。私の体験が、ご多忙の方や時間の不規則な方、自粛生活で生活リズムをお崩しになっている方のご参考になれば幸いです。6つの観点でお伝えします。


1、その日のうちに復習

まずは私のスケジュールから。朝は8時出発という人並みの出勤ですが、昼休みは取れれば幸い、夜まで仕事で帰宅は大抵午前様、遅いと1時近くになります。それから夕飯、翌日の準備をして勉強が始められるのは1時〜1時半過ぎ。お風呂に入って就寝はいつも3時すぎです。そんな状態なので、平日に固めて勉強することはできません。

そこで忘却の割合を減らすために心がけたことが『土曜のうちに復習』です。土曜はほぼ飲み会が入るため(飲み会も大切なので積極的に参加しました!)、授業後は夜までの時間に復習をしました。クラスの友人とランチをすることも多かったですが、短時間でも必ずテキストの確認をしました。またこの日は飲み会でどんなに遅く帰宅しても、何かしら5分でも見直してから寝るようにしていました。(…何回かはできないことが…笑…でも、ほぼそうしました)

また日曜は仕事が入ることも多かったのですが、日曜だけは2時間続けて勉強タイムを確保するよう意識しました。他に時間は取れないという危機感から、集中度は高かったと思います。授業から続けて2日間同じ内容を複数回繰り返すことで定着度を高めていました。


2、授業は全身全霊で受講する、クラスは休まない

普段の勉強時間が取り辛いので、なるべく授業中に覚えて帰れるものはそうする&先生の一字一句を全部メモする気持ちで授業に臨みました。いつもクラスの後は手がプルプルしていました。先生はよく板書をされますが、私は写真を撮ることはせず、全部写してその場で頭にいれるつもりで手を動かしました。授業が貴重な勉強の機会でした。

週によっては馴染みのないエリアの地名や品種を覚えるのに苦労しましたし、勉強が足りないと自覚した時は小テストを受けるのが嫌でしたが、授業だけは休まないと決めていたこともポイントでした。一度休むとやるべきことが更に増え気持ちが下がりますから、勉強不足でもとにかく出席する。そうすると必ず先生が笑顔で名前を呼んでくれて、友達の頑張る姿が目に入り、自分のパワーになるのでした。


3、勉強はまとまった時間でなくていい

まとまった時間が取れなかったというのが実際のところですが笑、人間1分あれば意外と色々できるものです。ただ移動中も基本は仕事でしたので、私は電車乗り換えでホームに立つ2、3分やエレベーターの時間、昼休みの10分、レジに並ぶ間やレンジを待つ間、お風呂上がりの化粧水の時間やドライヤータイムを活用することを気に入っていました。たった数分の勉強は忙しい毎日の中でふっと心を切り替えるチャンスになりますし、それがリラックスにもなっていました。タイムリミットがあると自然とスピードアップするもので、日曜に1時間かけても覚えられなかった地図がホームにいる間に何となく描けるようになることもありました。エキスパートの先輩が、忙しい時は15分でもいいんだよと言ってくれた言葉を励みに、あまりに疲れた時は夜10分だけ勉強の日もありました。歩く時だけは仕事のメールができないので、いつもオンラインアカデミーを細切れに聞いていました。



大穂さんの合格体験談⇒後半

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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