不安は潰していく

試験に向けて不安になることってありますか。

わたしはあります。

夢でうなされることもよくあります。

そんな時、みなさんはどうやって対処されていますか。

実はこの春からコーチングをお願いしています。張本伸子さんという素敵な女性です。コーチの張本さんと相談したことは、不安に思うことを１つずつ潰していくことです。

例えばわたしは「レストランソムリエ」ではないので、他の出場選手と比べて抜栓本数が非常に少ないです。この点に関して不安が残るのは当然です。だから毎日かならず最低1回は抜栓の練習をしています。不安に思っている時間を増やすのではなく、とにかく動いて不安要素をつぶしていく。動いているうちに不安は消えていきます。

ワインは1本ずつ買ってくるのはもはや手間になるのでAmazonでまとめ買いしています。毎日開けて捨てるだけ…。お金は多少かかるけれど、これがわたしの仕事なのでもったいないと思ったことはないです。それより「もっと上に行きたい」という向上心の方が勝っているというのが事実です。

そして不安を残さないためにやっているのが「例外をつくらないこと」。つまり「練習をやたなかった日がない」という状態にしています。疲れて帰っても、風邪をひいても絶対に練習する。これが自信につながるからです。この「例外をつくらない」ということについてはまた別の機会にお伝えしたいと思います。

もし今、1次試験で不安に思っているなら、少しでも勉強しましょう。2次試験のテイスティングが気がかりなら毎日練習しましょう。心配に思う時間を増やすよりも、先に行動に移すことが大切だと思うのです。