「緊張する」というみなさんへ
皆さん、自分が試験の時に緊張することを認めますか。
緊張するのはすごく自然なことで、頑張っているからだと思います。「合格」に執着しているからこそ「失敗したくない」という気持ちが勝ってきて、緊張につながるのだと思います。
わたしも試験が近くなってきました。とても忙しいのですが、誰かのためになったらいいなと思うので下記の通り残しておきます。
試験が近いと定番で見る夢が2つあります。1つは飛行機に乗り遅れそうになる夢、もしくは高校3年生の夏休みにタイムスリップして「日本史と世界史の2つも社会科は間に合わないよ」と焦っているものです。
昨日は、夢の中でオカナガン・ヴァレーのサブゾーンを思い出そうとしたのに、思い出せなくて思わず夜中に「ワー」と叫んでしまいました。(旦那さんはびっくりしていました)。先日の朝方4時ごろは急激に胃が痛くなって、胃液だけを繰り返し吐き出しました。試験1週間前となると毎回胃が痛いものです。この症状は毎回のことです。
当日は手のひらから汗が出てきます。SAKE Diplomaのコンクールの時は変な脇汗も沢山かいて、新調したばかりのジャケットが1日で台無しになりました。
最初はこんな症状は嫌だな…と思っていました。
しかし『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』という本を読んでから、これらのストレス症状を素直に受け止め、とてもポジティブに考えています。
一見ストレスが役に立つなんて信じられないでしょう。でもこの書籍の中にはストレスがどれほど体にいいか。またストレスが体に害があると誤解をこれまでうけてしまった経緯なども書いてあります。
汗をかく、動悸がする、胃が痛くなるといった症状は集中力を高め、困難にうまく対処するためにはとても重要なものになるのです。この書籍の中では「ストレス・パラドックス」とさえ言っています。「ストレスがある人の方が、ない人よりも、自己成長が著しく、幸福度が高い」と科学的に証明されているそうです。
もし「緊張しちゃうんだ」という方がいたらアマゾンで書評だけでも読んでみてください。1冊800円なので購入されて、纏め部分を斜め読みするだけでも違うと思います。
最後に私がもう一つやっている緊張対策を1つ。
それは、誰かのために挑戦することです。
自分のためだけにやると孤立が深まりやすいもの。
わたしがこうして勉強を続けているのは、逆境にのぞむ受講生の気持ちを理解するというところが少しあります。今度の試験はそんな気持ちでのぞみたいと思います。
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