【WSET L3 合格体験記】Distionctionに近道はなし⁉
朝倉さんは、2年前にJSAのソムリエ受験をし、今年の8月にWSETのLevel3を受験されました。毎回、無遅刻無欠席。私のクラスではテイスティングの宿題を出しているのですが、1度も欠かさず提出してくださったことが印象的です。回を追うごとに、テイスティングコメントも安定し、本番ではセオリーだけでなく、テイスティングもDistinctionで合格されました。いったい、どのような勉強をされたのでしょう。
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朝倉千賀子さん(2020年合格)
今年はコロナの影響で5月の試験が8月に延期となりモチベーションを保つのが大変でしたが、逆に余裕を持って受験準備がしっかり出来たと思います。おかげさまでTheoryもTastingもPass with Distinctionで合格出来ました。
勉強方法はみなさんそれぞれだと思いますので、これだけは押さえておくと良い合格のポイントをお伝えします。
☆ 第1回目の授業、オリエンテーションでの先生の大事なお話をしっかり聞いておく。
☆ 予習をする。教科書を読み重要事項にマーカーをつける。マーカーは必ず色分けする。(あき先生お勧めの色分けに従う)
☆教科書にはテーマ毎にインデックスをつけてわかりやすくする。
☆ 宿題を必ず解く
☆ 授業に出る
☆ サンプル問題を必ず解く。
☆ 授業の資料は家に帰ったらファイルにすぐに整理する。先生の予習問題、小テストもファイルする。
☆ SATシートに基づいたドライテイスティングの訓練を出来るだけ毎日やる。SATの言葉を覚えることが出来ます。(あき先生の授業のテイスティングの模範解答、テクニカルデータがここでとても役に立ちました。)
ある程度授業が進み、終盤になってきて、いよいよ本番のテスト対策を始める時も教科書をしっかり読むこむことは大事です。読めば読むほど前にはわからなかった気付きがあります。よく理解できるようになります。色々な問題を解く前に教科書をまずじっくり集中して読むと良いです。
Specificationの冊子も必ず読んだ方が良いです。大事な情報が載っています。
WSET Level 3を受験するにあたり、私は記述問題が最初はとても不安でしたが、繰り返し書く練習をする事でその不安は無くなっていきました。繰り返し練習すると良いです。不安は勉強で解消できます!
教科書の6ファクターズの色分け法。視覚的に何がどこに書いてあるかがすぐにわかります。
テイスティングの宿題は毎回提出する。先生が添削してくれるので、それをもとに理解を深めます。その他、テクニカルデータや模範解答を使い研究しました。
記述対策のためにワークブックも最大利用。JSAとは違う、応用力が求められます。
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講師からひと言
朝倉さんは、コツコツ勉強できる素晴らしい素質の持ち主です。何よりも講師のアドバイスや、学びの姿勢において、とても忠実なお方でした。その着実な努力がDistinctionに結び付いたのではないでしょうか。WSET®はJSA以上に一発逆転が狙いづらい試験なので、朝倉さんのように、ゆっくり、しかしながら着実に勉強することが求められそうです。
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