【WSET L3合格体験記】Level3完全攻略②

瀬川麻衣子さん(2020年合格)

2.試験1ケ月前

練習問題については答えを暗記するようになってしまうため、単に回答をするだけでなく、マルチプルに関しては個々の選択肢についても吟味し、回答や選択肢についても説明ができるようになるまで教科書を読み込みました。試験1ケ月前は60時間位は試験勉強に時間を費やしました。論文用に備えては纒め用にPCを利用し、自分の言葉で説明ができるように今までの情報を整理しました。論文についてですが、本番は手書きになりますので手書きで論文を書いてどのくらい時間を要するのかも時計を見ながら書いておりました。試験に使用するシャーペンや鉛筆にも慣れておく事も致しました。


3.Tasting

中間テストの時は白を外してしまいましたが、JSAと異なりワインを分析して、コメントをするので安価なワインからプレミアムなワインまで幅広くTastingをする必要があります。先生からもサイゼリアに行かれると良いとアドバイスを頂きましたので、サイゼリアのワインを頂いてみたり、試験1週間前は安価な白ワインをOut standingと回答してしまったりと、不安要素がありましたので苦手なワインを購入したり、近くのワインバーへお邪魔して苦手なワインをブラインド出して頂きコメントを書くなどという事も実践をしました。私はコロナの関係で参加できなかったのですが、クラスメイトで試験前にTasting勉強会も開催しておりましたので色々な価格帯のワインをTastingしていかれる事をお薦め致します。Tastingの試験は学科試験よりも先に行われます。当日は時間がギリギリに感じました。Tastingの試験後、休憩をとって学科試験が行われます。このとき友人と解答が割れてしまい、お互いが不安になるのを避けるため、後半の試験に備えて友人達とはTastingについてはお話をする事をしませんでした


4.試験当日

セオリーについては何問か設問がありますが、中には勉強不足な所や苦手な分野の問題が出題される事があります。先に得意な問題から解いて書いていく事も心理的作戦としてお薦め致します。紫貴先生の授業でのご教示頂く内容や練習問題を解き教科書を読みこんでいかれましたら絶対に合格できますので長期戦になるかと思われますが皆様の全員合格を心より祈念致します!!


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講師からひとこと

瀬川さんの所属していたクラスは、授業後にアカデミー・デュ・ヴァンのビルにある図書館へいって勉強会を開いていました。新型コロナウィルスで授業がストップしてしまった中でも、Zoomで曜日を決めてセオリーの勉強会をされていたのが印象的です。セオリーをみんなで考えていくのはとても有意義だと思います。

試験当日のことまで書いていただいて、とても躍動感ある合格体験記でしたね。瀬川さんのバイタリティー、本当に見習いたいです。

瀬川さんの合格体験記前半はこちら



↑↑瀬川さんのテイスティングノート。ラベルと一致できるようにコメントとセットでノートに張り付けています。とても分かりやすいですね


#紫貴あき




紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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