人生は40歳から!『イタリアワイン通信講座』で楽しく学ぶ
40代50代の69%が何も学んでない
40歳を超えたら勉強に向かない、そんな風に思ったことはないでしょうか。
とある調査では40代・50代の73%が学び直をしたいと考えており、その一方で69%は何もしていないという驚きのデータが示されました。その理由は「学び方が分からない」、「記憶力が落ちたと感じている」からだとか。このデータを見たときに「もったいない」と思ったのです。なぜなら40代以上だからといって、記憶力が低下するという科学的根拠はどこにもないからです。
『イタリアワイン通信講座』なら勉強が続く
わたしが、いま夢中になっているのがイタリアワインです。昨年、新型コロナウィルスのために断念を余儀なくされたイタリア旅行。今年もどうやら雲行きが怪しい…。そうなると、イタリアへの思いはますます募るばかり。書籍を買ってみたり、セミナーに出席してみたりしてみたものの、なかなか続かないものです。そんな中で幸運にも、Vino Hayashiの『イタリアワイン通信講座』をモニター体験させてもらうことができたのです。
ワインスクール並みのカリキュラム
この『イタリアワイン通信講座』では、毎月テキストと2本のワインが自宅に届けられます。なかでも気に入っているのが、毎号約30ページにも及ぶテキストです。イタリア20州を北から南まで12回に分けて学ぶカリキュラムはワインスクール並みの充実ぶり。州の全体像、歴史、人物、郷土料理、音楽、文学、車、サッカー、映画にまで話題は及びます。たとえば「illyの本社はフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州にあるよ」など、ソムリエ教本では知ることが出来ない小ネタまで学べるのです。
いつの間にか苦手を克服
特に思い入れがあるのが「シチリアとサルディーニャ」の号です。「シチリアって難しい」とこれまで感じたことはないでしょうか。わたしもそのうちのひとりです。シチリアは複数の国に支配されてきた歴史的背景を抱えるために、文化が入り混じるメルティングポット。そのため個性豊かな郷土料理や土着ブドウ品種の数が多いのです。そのうえ土壌も地形も複雑で、一筋縄に理解できるものでないことも難しく感じさせる要因でした。そのような中、この『イタリアワイン通信講座』を通じて、「すっー」と知識が整理されていく体験をしたのです。
躍動感ある写真&マップに脱帽
ページをめくるとコバルトブルーの海と空、その美しさには思わず息を呑みました。カポナータ、アランチーノ(いわゆるライスコロッケ)の写真は見ているだけでもお腹が空いてしまいます。シチリア島はイタリア人にとっても憧れのリゾート地でもあり、特別な場所なのです。その空気感と躍動感が写真を通じてストレートに伝わってきます。可愛らしい地図もいち押しです。州ごとのランドマーク、特産品、観光スポット、DOCGを一望でき、理解が一気に深まります。これは現地での入念の取材があってこそ。毎号、脱帽したくなるような内容です。
厳選ワインで理解度アップ
届けられたワインは、サルディーニャのヴェルメンティーノとシチリアのネレッロ・マスカレーゼです。教科書で学んで知っていても、実際、自分でショップにまで探しにいったりするのは案外大変なもの。でもこの通信講座ならテーマに沿ったワインが同送されるので、そのような手間は一切いりません。何よりもイタリアに精通したインポーターの鋭い目利きで選ばれた、4000円前後のプレミアムワインというだけでも特別感があります。初回にツヴィーゼル社のグラスが4種類プレゼントされるのも嬉しいサプライズです。このグラスは世界ソムリエコンクールでも採用されたことのある「お墨付き」のもので、持っているだけで玄人気分になれます。いよいよテイスティング。なるほど試飲すると、標高700m以上で造られるネレッロ・マスカレーゼは酸に伸びやかさ感じがあり、ほどよい緊張感があると納得したのでした。
楽しいことは忘れたくても忘れられない
「胸にすとんと落ちる」という言葉のとおり、ワインを飲み終えたころにはすっかりシチリア通です。なぜ自然と理解できるようになったのでしょう。理由は、この『イタリアワイン通信講座』は体験型の楽しい学びが組み込まれているからです。
記憶にはいくつか種類があります。ひとつは九九のように寿限無寿限無的で意味のない暗記。これを「意味記憶」と呼びます。そしてもうひとつは体験を通じた暗記で、「エピソード記憶」と呼びます。(図1参照)この記憶には喜怒哀楽などの感情が伴います。興味深いのは、意味記憶は10歳がピークで、それ以降衰えていくこと。その一方、年齢とともに、「エピソード記憶」が得意になっていくことです。たしかに嬉しかったことや悲しかった経験は忘れたくても忘れられないものです。また大人になると「記憶力が落ちた」と感じるのは、子供のころに得意だった「意味記憶」にだけ頼ろうとするからなのです。もし、今、DOCGが覚えられないと感じているなら、年のせいにするのはいかがなものでしょう。それよりも学び方を変える必要があるのかもしれません。
La vita comincia a quarant’ anni.(人生は40歳から)
以前、仕事で出会ったイタリア人が「La vita comincia a quarant’ anni.(人生は40歳から)」と言ったことが今でも忘れられません。日本で40歳というとまるで人生の後半戦、しょぼくれてしまっている人が多いように思います。でもイタリア人は「40歳ならまだまだ何でもできる」と生き生きと輝いているのです。楽しく学んで、美味しく飲んで、人生を謳歌しませんか。もちろんイタリアワインを片手に。
Vino Hayashiの『イタリア通信講座』HPはこちら
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