【2次試験】闇雲に飲まない
ただ闇雲にワインを飲んでも合格には近づけません。作戦を練って飲みましょう。
1. どんなワインが出ているか知る
やはり6大品種が中心なのです。
シャルドネに至っては1999年から2020年までの22年間の間で、出なかった年はたったの4回で、ほぼ毎年いずれかの呼称試験で出題されてきました。これは、ソムリエ協会のからの「一般呼称ではシャルドネをちゃんと勉強しておいてくださいね」というメッセージに受け止めることができるでしょう。
黒ブドウ品種はシラー/シラーズが15回、カベルネが12回で僅差です。間違えやすいブドウ品種だからこそ、良く出題されているのでしょう。
2. どんな言葉が選ばれているのか知る
過去に実施した試験の模範解答が、ソムリエ協会の会員サイトでアップされています。そちらをDLして、選ばれている言葉を研究しましょう。(今年、会員になった方は、昨年のものは見えないと報告が入っています。スクールの講師などにお願いして見せてもらうといいでしょう)
3.コメントのフォーマットを覚える
受講生が苦手とするブドウ品種に下記の2つの組み合わせがあります
・リースリング/ソーヴィニヨン・ブラン
・カベルネ・ソーヴィニヨン/シラー(シラーズ)
しかし、これらの品種は似ているからこそ、コメントはほぼ同じです。
何よりも試験ですから、限られた言葉の中から、解答を作ろうとすると使われる言葉というのは、おのずと限られてくるものなのです。
・軽めの白(余裕があればアロマティックとノンアロマティックに分ける)
・重めの白
・軽めの赤
・重めの赤
・熟成した赤
コメントのフォーマットはだいたいこの5つに分けられます。
「軽めの白」だったらどんなコメントになるか…これはワインを飲まなくても、自宅や空き時間でできることなので一度やってみてください。だいたいのフォーマットができたら、少しずつ型を覚えていきましょう。お風呂に入っているときや、移動時間、隙間を見つけては諳んじてみて、コメントが言えるか確認してみてください。
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ソムリエ協会の会員サイトの画面。
ここから過去問や模範解答が見られます。
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