【合格体験記】ゴールデンウィーク後からが勝負！

ゴールデンウィーク後は、スペイン、ドイツと大きな範囲が続きます。イタリアまでは先に暗記を進めていてストックのあった聡美さん、その後どのように進められたのでしょうか。7月には会社の試験もあったそうですが、見事に両立も成功しましたね。

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田中聡美さん（2021年エキスパート合格）

1年前のこの時期は予習のストックが尽き、毎週追加される膨大な暗記や、自分の勉強方法に不安を感じていました。私の学習体験が少しでも皆さまの参考になれば幸いです。

 

長期に渡る試験勉強は学生時代ぶりで、自分の勉強スタイルをすっかり忘れていました。何から始めれば良いのかわからず勉強方法に不安があった為、まずは毎日のルーティーンを決め、それをしっかりこなしていくことにしました。

休日は土曜の授業の復習から取り掛かりました。あき先生が送ってくださったAki’s チェック、実践問題とオンラインアカデミーの練習問題を解き、自分の苦手を特定しノートにまとめました。平日は通勤中や昼休み等の隙間時間にオンラインアカデミーと『ソムリエ試験対策問題集1200問』を行い、仕事終わりに書き込む系の作業をしました。

 

2〜3週先までは予習するようにしていました。あき先生が事前に送ってくださる資料を読み、オンラインアカデミーの講義視聴と練習問題を実施。その国の問題傾向や重要ポイントを知っていると授業を受けた時に先生の説明がすんなり頭に入ってきて理解が深まりました。また予習を進めておくと急な予定が入ってもスムーズに対応できるのでお勧めです。私は７月頭に急遽仕事関係の資格を受験しなければならなくなり、勉強の時間が削られましたが、予習を進めていたおかげでなんとか対応できました。

 

私は完全に絵で覚えるタイプなので、自分で地図や表を作成して暗記しました。自分で書く時は拘り始めると作成に時間がかかるので、簡単なメモ程度とし、携帯で1日に何度も見返したり、洗面台に貼ってドライヤーや歯磨きの時に眺めて覚えていました。最初は基本的な内容で作成し、覚えたらどんどん追記していきました。

グループ内で授業欠席者がいる時は先生が話していた重要ポイント等をまとめて共有していました。要点をまとめる事で自分の知識も整理でき、他のメンバーのまとめで聞き逃したポイントも確認出来ました。

 

スモールグループで毎日の勉強内容と時間を共有していました。誰かが「今日は○○範囲を△時間やりました。」とコメントすると他のみんなが「えらい！」と一言返信するルールです。頑張った分、褒めてもらえると嬉しいですし、「今日は疲れたから勉強は明日にしようかな」と思う日もみんなの報告ラインを見ると、やっぱり私もやろう！とやる気になりモチベーションアップに繋がりました。毎週の小テストはプレッシャーもあり大変でしたが、グループ全員で力を合わせて頑張っている感が学生時代の部活動みたいでゲーム感覚で取り組めました。

授業がお休みになるGW中は中間テストに向けた復習も大事ですが、後半の予習もかなり重要だと感じました。毎週の授業が始まると小テストもあり、予習を進めるのが大変ですが、この時期に先まで目を通しておくと後半戦ゆとりを持って挑む事が出来、気持ち的にも楽になりました。

 

・テイスティング

体調を崩したこともありGW中テイスティングから離れており、休み明けの授業で香りや味わいが殆ど感じ取れずかなり焦りました。少しでもワインに触れてコメントを取ることをお勧めします。

 

私の場合、あき先生の問題集、『ソムリエ試験対策問題集1200問』、オンラインアカデミーの練習問題をひたすら繰り返していました。色々な参考書や問題集があり他のものもやるべきか迷いましたが、沢山手を出すよりも少数のものを完璧に仕上げていく方法が自分には合っていました。勉強スタイルが確立されると効率よく勉強出来ると思います。皆さんのご健闘を心からお祈りしています！

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講師から

自分のルーチンを崩さないこと、また先を見通した準備が勝利の秘訣ですね。聡美さんのチームはスモールグループ対抗戦でも見事に優秀しました。同じ目標を持つクラスメイトが近くにいたことも大きな支えになったことでしょう。聡美さん、本当に素敵な体験談ありがとうございました✨