【合格体験記】総合復習をしよう
「勉強が久しぶりなの」とおっしゃっていたのが印象的な伊藤さん。でも誰よりも熱心に勉強してくださいました。総合復習の徹底ぶりに私も脱帽です。メリハリをつけてやる姿勢は見習いたい勉強法です。
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伊藤千代美さん(2021年WE合格/土曜クラス)
2021年度土曜クラスで紫貴先生にお世話になった、伊藤千代美と申します。コロナ禍、時間もでき前々から考えていた大好きなワインの勉強をしてみようと思いました。
説明会のとき事務局の方から、STEP1と同時にエキスパート受験コースも同時に申し込むことを勧められ、せっかくなら資格取得を目指してみようと思い始めました。
ただ、こんなに覚えることが多いとは全く予想していませんでした。但しその分あき先生が大人、性格などタイプ別の勉強法やスケジュールの立て方など色々教えてくださり、また、お友達を作ることが大事とお話してくださったおかげで、仲間もでき頑張れました。
一次試験に向けての「総ざらい」「直前の過ごし方」についてですが、私は何十年ぶりの本格的な勉強でしたので、どのくらい勉強すれば身につくのか見当がつきませんでした。それで、王道の受験勉強法を実践し、時間もかけました。現役に近い方、お仕事が大変な方など各々勉強量は違ってくると思いますが、この合格体験記がすこしでも皆さんのお役に立てればと思います。
「直前の過ごし方」10箇条!+ モチベーションの維持
【1】スケジュール管理する
一次試験1か月前の大まかな予定、1週間ごとと、1日の勉強スケジュールをたてる
【2】「ソムリエ試験対策問題集1200問」に本格的に取り掛かる
使用した問題集はこれ一冊のみで、4周やりました!(紫貴先生から推薦された問題集です)
【3】アウトプット
ADVのオンライン練習問題(ランダム)を一日何回か取り組む
【4】「できなかった問題ノート」を作成し、できるようにする
問題は解っきぱなしにするのは良くなく、出来なかったところを出来るようにする必要があるからです
【5】あき先生が大事といっていたところを項目ごとに分類して覚える
① 最が付くところ(東西南北、大小、多少)
② ワイン法(国による呼び名や略語、制定年度)
③ 数字:ワイン概論に出てる統計や残糖量、 熟成年数、緯度、ブドウ品種の数、ワイナリーの数、品種別生産量や品種別面積順位、歴史上の重要な年号など
④ シノニム
⑤ 生産可能色
【6】最新の情報は要チェック
新しく認定された産地、原産地呼称の格上げ、新制定ワイン法など (*注目産地も)
【7】総ざらいは万遍なく、出題比率が高いところは重点的に
ワイン概論、酒類飲料概論、その他ヨーロッパ(主要国)、日本、アメリカ、オーストラリア、チリ、南アフリカ
【8】模試を受ける
一次試験1週間前から、本番CBT対策として、時間を短縮してADVのオンライン模擬試験に取り組む
【9】「苦手」と「紛らわしい」を潰す
得意分野を伸ばす勉強法もあると思いますが、問題の傾向から不安点を払拭した方がよいと感じたので、苦手項目や紛らわしい箇所をなくしました
*例
イタリア:多方向から取り上げて覚える(赤白両方生産可能・甘口・泡DOCG、似たような名前のDOCGをアルファベット別に(Colli、M、S、V)にまとめるなど)
【10】まずは「一次試験に合格することが目的」と割り切る
一次試験は、記述ではなく4択です。
覚えきれない名称などは、最初の何文字かだけ覚えるなど結果を重視しました。難問系は固執せず、時間を有効活用することが大切です。
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講師より
「落ちるべくして落ちた」「受かるべくして受かった」という言葉があります。まさに伊藤さんは後者で、受かるべくし受かった方と思います。ここまで徹底してやってれば、合格は間違えないと思うのです。伊藤さんには普段の勉強法も書いていただきましたので、後日ご紹介します。
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