【合格体験記】 直前の過ごし方

【合格体験記】
~直前の過ごし方~
(内藤 賢一先輩 2016年WE合格)

受験生のみなさま、おつかれさまです。
自分もそうでしたが、試験日が近づき、焦りや不安を持ちながら勉強を進めている方も多いと思います。先生や先輩方のコメントでも、「この時期のモチベーションの保ち方」、「今何をやるべきか」については適切なアドバイスがあり、まさにその通りだと実感しています。重複することも多いと思いますが、息抜き、参考に少しでもなればと思います。

自分の直前までの勉強法は、予習は時間があったら、復習は小テストのために前日に見直しをする程度でした。先生が言う総合復習を行う時間はありませんでした。
気付けば7月も終わり、「ここから気合いを入れれば何とか間に合う」と自分に言い聞かせ直前勉強を開始しようと思いました。回りの仲間も少なからずそういう人は多かったような気がします。ところが、追い込みスタートを切ろうとした頃に夏風邪を引き、また別の試験の面接対策に時間がかかるなど、追い込み開始が先延ばしになり直前2週間前を迎えてしまいました。この時点で、仲間との差が開いていることを感じかなり焦りました。「今までの知識でも選択式だからなんとかなるかも」と勉強を投げかける気持ちも出ましたが、前年度の過去問をこの時期に初めて解いてみると散々な結果。ここから私の追い込みがようやく始まります。

この時期の勉強法は誰もが知っている通りたった一つ、とにかく問題を解くことです。
自分は、①小テスト、②過去問、③受験.comの模擬試験、④他のスクールの模試に絞りました。

平日の過ごし方は、朝早く起きて、③受験.comの模試を1回分やる。答え合わせまで自宅でやり、通勤の電車で間違えた箇所を覚える。仕事から帰ってからは、①小テストをできる限りやる。

休日は、早朝の③受験.comの模試に加えて、②過去問、④他のスクールの模試の3つをできるだけやる。③受験.comの模試は20回やれば受かると言われていたので20回を目標としました。最初は合格判定がCから抜け出せない日々が続きました。20回分を終えたのは前々日。達成感とともに合格判定もAが出るようになりました。

②は5年分、④は6回分をやりましたが、出題の傾向をつかむ程度に使用しました。
②、③、④を実施したことで2つの発見もありました。一つは、自分は問題の読み間違いによるケアレスミスが多いので見直し時にはこの点に注意すること、これが得点につながることを確信できました。二つ目は、悩んだ回答ではファーストインプレッションの方が正解であることが多いこと

そして①の小テスト、これが一番役に立ったと思います。全授業分だとかなりの問題数になります。できなかった問題、あやふやな問題には付箋をつけて、とにかくすべて完璧に回答できることを目標に繰り返しやりました。なんとか試験前日には、目標を達成することができました。

以上が私の勉強法です。誰もが言われるとおり、この時期の勉強法はとにかく問題を解くこと。時間がある限り、1問でも多くに接することが合格に直結すると思います。
最後に、私は一次試験当日の朝に、コーヒーを入れるために沸かしたやかんから手が離れ腹部に熱湯を浴びるハプニングに襲われました。試験会場に行くか病院に行くか悩みもしましたが、直前だけですがここまでやったことを無駄にしたくないと思い、試験会場に向かいました。ジンジンとする痛みのなかでの試験でしたが、なんとか突破できました。みなさまも様々な境遇でこの試験に向き合っていることと思いますが、やったことは必ず身につきます。あきらめず、「絶対合格」狙ってください!幸運をお祈りしています!!

紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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