56日チャレンジ!独学でチーズプロフェッショナル試験4

最後に、試験対策としてやってよかったこと、やらなくてよかったことを纏めます。


《やらなくてよかったこと》

1.チーズごとのフラッシュカード

京大式カードに教科書をコピーしてフラッシュカードを作成。つくり始めて1時間30分で挫折。フランスのチーズでやめてしまいました。これは時間の無駄と感じました。カードをつくることに満足して、暗記に繋がっていると思えなかったからです。チーズの情報(直径や重量)は教科書を何度も読みながら覚えるほうが向いているようでした。



《やっておいてよかったこと》

1.間違えた問題ノート

過去問や模試解いて、間違えた問題をノートに張り付けていきました。セブンイレブンで売っているスマフォよりも小さいサイズのメモ帳です。これなら満員電車の中でも見直すことができますし、ポケットにも入るのでエレベーターの待ち時間も勉強できます。解ける問題を何度解いても意味がないので、解けないものを繰り返す見ることで効率よく理解が暗記できるだけでなく、理解が深まりました。



2.よく出る問題タイプを情報カードに

計算問題、ラベル問題、成分表示など頻出問題をコピーして京大式情報カードに貼ります。隙間時間を見つけてカフェや駅のベンチで勉強。何度も解くうちに、解き方のコツや問題作成者が求めていることが自然とわかるようになります。


3.混乱しやすい箇所を1枚にまとめる

山のチーズはスイス、フランス、ドイツ、オーストリア…と複数の国でつくられており、共通項などもあります。似ているのはありがたいのですが、混乱が生じたので、1枚の紙にまとめました。このてき、記憶にいいという青ペンを使用します。纏めているうちに情報が整理され、記憶がクリアーになります。まとめたものはコピーして、自宅の良くいく場所3か所(キッチン、洗面台、自分の部屋)に貼り、隙間を見つけて記憶しました。



4.一次試験10年間の問題分析

過去問10年で、大問に何が聞かれた問題をエクセルにまとめていきます。

例えばエクセルにまとめる過程で、産地は下記のように出題されていることが分かります。

・2010年フランス、オランダ、アジア

・2011年スイス、日本

・2012年スペイン、世界全体

・2013年フランス、世界

直近ではオランダとイタリアが出題されているので、大問はオランダ、イタリア以外のスイス、スペイン、フランスが出ると予想して勉強。見事、スペインが出題されました。二次試験の出題チーズは各スクールがまとめているので、自分でまとめる必要はないでしょう。


5. 推薦図書の読破

『ワインとグルメの資格と教室』で推薦されていた書籍は全て取り寄せて読破しました。直接試験に関係ないことでも、エピソード記憶につながることが書かれていて、理解が深まりました。新書で買うと高いので、アマゾンで中古本を購入し節約しました。



試験は合格した日がスタートです。


「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」高橋尚子


この記事を書いている今も、実は頑張っても、頑張っても全く報われている気がしません。コンクールが開かれなくても、出来ることをひとつひとつ努力していきたいです。


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紫貴あき:夢を叶えるブログ

女性ソムリエ/ワイン講師 アカデミー・デユ・ヴァンや各種メディアでワインの魅力を発信中。 ーーーー 全国アドバイザーコンクール優勝 オーストリアコンクール優勝 ボルドーワインコンクール3位 WSET®スカラシップ受賞 全日本ソムリエコンクールセミファイナリスト ーーーー WSET®Diploma JSA認定 ソムリエ・エクセレンス ASI認定 国際ソムリエ 現在も夢に向かって邁進中

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