【合格体験記】総合復習をしよう②
Ellenさんの合格体験記、後半です
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Ellenさん(2019年WE合格)
3. アウトプットの場をできるだけ増やす
勉強はアウトプットが大事と、あき先生も何度かアドバイスされていたと思いますが、本当にその通りです。(少なくとも私の場合は効果高かったです)
普段は小グループで互いに勉強し合うことができても、最後の1ヶ月は難しかったこともあり、自分との闘いでした。そこでアウトプットに役に立ったことを以下のようにリストアップします。参考にできることがあれば皆さんもぜひやってみてください。
・自分で地図を描く
・ややこしい内容は表を書いてまとめる
・人に話す、教える(頼まれてないのに)
・過去問を何度も解く
・市販の問題集を買って解く
・デュヴァンのアプリで問題を解く
・間違えた問題は教科書で検証する
・ワインショップに行って店員さんと語る
・レストランのソムリエさんとも語る
特に最後の二つはおすすめです。多少迷惑な客だったかもしれませんが、とても楽しいアウトプットの時間でした。
4. 二次試験対策はとりあえずたくさん飲む
今年はオンラインとなると、二次対策はどのように進めるのか分かりませんが、当時は二次対策講座も受けたものの、やはり自宅でのテースティング練習が最も効果あったと思います。
デュヴァンのハーフボトルセットは自宅練習にとてもいいセットでした。その他にも、スーパーやワインショップで、ハーフボトルを見つかっては購入していたのを覚えています。また、自宅練習で鼻が曲がるほど香りをかき分けて思ったことは、テースティングは才能ではなく、訓練なんだ!ということです。
二次試験の採点方法から考えると、全ブドウ品種を飲むよりは、基本品種をしっかり抑えとくことが有利です。基本品種の産地別テースティングや、特長が似ている品種の飲み比べ
が特におすすめです。
5. 合格した自分をイメージする
最後の一ヶ月ともなると、正直根性とか精神力の世界だと思います。自分と自分の戦い。相当自信がある人でなければ、誰でも多少挫折感を味わったりします。私の場合、過去問で間違える度に「これだけやったのになんで?こんなに周りにサポートしてもらっているのに受からなかったらどうしよう。」と必要以上に悲観的になることも。
ここでおすすめしたいのが、「受からなかったら…」ではなく、「受かったら」、「受かりました」など、あたかも合格したかのようなイメージトレーニングです。少しスピリチャルな話かもしれませんが、自己啓発の書籍にもよく出てくる「成功した自分をイメージして、そのように振り舞う」、「ほしいものはすでに手に入ったかのように自分や自分の周りを想像してみる」というマインドコントロール法です。
当時の私は、自分が合格したら日本のワイン畑に家族で行くことや、友人にワインを紹介して楽しいワイン会を開くこと、そしてまさに今のように、合格体験談を受験生の皆さんに共有することなんかも想像していました。エノテカの店員さんと話す時に「詳しいですね!」と言われたら、「ワインエキスパートです。」と、すでに合格した気分で返事したこともありました(笑)。「合格したら、こんなに楽しいことが待っている!!なりたい自分に近づける!!!」。そう思うと、苦痛な勉強もなんだかワクワクしてきました。
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以上が、私からの合格体験談です。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
また、自分がエキスパートに無事合格できたのは、あき先生の熱心なご指導と小グループのリーダー、並びにグループメンバー皆さんの献身的なサポートなしでは叶わないもので、心から感謝しております。
皆さんもぜひ、一人で悩むことなく、頼れる人や資源をとことん使い倒しましょう。私にできることがあればいつでも喜んでサポートさせていただきます。
皆さんのご健闘をお祈りしております。
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講師からひと言
5番目の「合格した自分を想像する」とても大切ですね。みなさんの中に自分自身の合格を否定しているかたはいませんか。「どうせ自分なんて」とか…しかし自分自身が合格を信じることはとても大切です。実はこれはわたしも悩んできたことなのです。コンクールなどで「最初からダメなのではないか」と弱気な気持ちになってしまうことがありました。でもやってみないと結果は誰にも分らないのです。まずは自分自身が良い未来を確信するところからはじめてみませんか。
Ellenさんの合格体験記前半⇒こちら
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